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SINETStream Android Tutorial Container

SINETStream Androidのチュートリアル用コンテナイメージ

概要

構成

上図で示した各コンポーネントの役割を、以下に記します。

チュートリアルコンテナのソフトウェアコンポーネント

メッセージブローカー

ブローカー種別 トピック名 待ち受けポート番号
MQTT(mosquitto) sensor-data TCP/1883
Apache Kafka sensor-data TCP/9092

チュートリアルコンテナではMQTT,Kafkaブローカーが実行されています。Android端末からはMQTTブローカーのみにアクセスします。

Kafka Connect

名前 方向 対象
mqtt-android-sensor-data source MQTT
s3-sink sink Amazon S3互換オブジェクトストレージ

送信されたセンサー情報はKafkaコネクタによって Kafkaブローカへの送信(source)、あるいはKafkaブローカーからの送信(sink) が行われます。チュートリアルコンテナではMQTTブローカーからKafka ブローカーへの送信、KafkaブローカーからS3互換オブジェクトストレージ(MinIO) への送信を行っています。

オブジェクトストレージ

ソフトウェア バケット名
MinIO sensor-data

Android端末からチュートリアルコンテナに送信されたセンサー情報は最終的にAmazon S3互換のオブジェクトストレージ(MinIO)に記録されます。

チュートリアルを実行する前提条件

実行例について

この文書で実行例を示す際に、チュートリアルコンテナを実行するノードのIPアドレスを192.168.1.XXXと表記します。 実際の操作を行う際は、環境に合わせて適宜読み替えて実行してください。

実行環境を準備する

チュートリアルコンテナの導入および操作

MQTTブローカーなどのサービスをDockerコンテナとして実行します。

具体的な手順詳細は、別紙「 チュートリアル DOCKER-CONTAINER 」を参照してください。

Android端末の SINETStream 設定について

チュートリアルコンテナで実行しているMQTTブローカーをSINETStreamから利用する場合、以下のように設定ファイルを記述してください。

service-tutorial-mqtt:
    type: mqtt
    brokers: "192.168.1.XXX:1883"
    topic: sensor-data
    value_type: text

brokersの値は環境に合わせて適宜変更してください。

収集したセンサー情報のグラフ表示

チュートリアルコンテナで収集したセンサー情報をWebブラウザでグラフ表示するには、以下のアドレスにアクセスしてください。

http://192.168.1.XXX/

ただし、ホスト名192.168.1.XXXは環境に合わせて適宜変更してください。

チュートリアルコンテナでは、Andorid端末から送信されたセンサー情報のうち歩数(step_count)、照度(light)、加速度(accelerometer)をグラフ表示 しています。

グラフ例