クイックスタートガイド
はじめに
このチュートリアルでは以下のことを試すことができます。
- SINETStreamのインストール
- メッセージングシステム(Kafka, MQTT)に対してSINETStreamを用いたメッセージの送受信
チュートリアルで実行するコンポーネントは以下の図のような構成となります。
Writer
はSINETStream
を用いてメッセージをBroker
に送信しますReader
はSINETStream
を用いてBroker
からメッセージを受信しますBroker
はWriter
とReader
の間でメッセージの集約、配送などを行い、エンドポイント間の分離を行います
上記の構成を簡単に準備するためにdocker のコンテナイメージを用意しました。このコンテナイメージを利用することでKafkaブローカーやMQTTブローカー(Mosquitto)などのセットアップが簡単に行えます。
前提条件
このチュートリアルを実行するためには、以下の条件を満たす必要があります。
- 実行環境がインターネットに接続できること - ライブラリや docker コンテナを取得するためにインターネットへの接続が必要となります
- 実行環境にDocker Engine がインストールされていること - dockerコンテナを利用してブローカーや SINETStream の実行環境を準備します
実行環境に Docker Engine がインストールされていない場合は、Dockerの公式サイトなどを参照のうえインストールしてください。参考のために主なプラットフォームにおけるDocker Engineのインストール手順へのリンクをこのあとに記載しました。
Docker Engine インストール手順へのリンク
代表的なプラットフォームにおけるインストール手順を示したDocker公式サイトへのリンクを以下に記します。
- macOS
- Microsoft Windows 10
- Ubuntu(x86_64)
その他のOSについてはDocker公式サイトのGet Docker に記載されているリンク先などを参照してください。
チュートリアルの実行
コンポーネントの配置が異なる2つの手順を用意しました。
それぞれの手順は上記のリンク先のページに記されています。2つの手順は独立していますので、どちらか一方のみを試すこともできますし、順々に両方を試すこともできます。